バイブレーショナル・メディスン/リチャード・ガーバー

2022.01.03

上記の本から大事な部分を抜き取りました。

米国では、ヒーラーによる代替治療が認められいます。

日本では、神棚や仏壇などが身近にあるのに高次元エネルギーが怪しい宗教だと思われ残念ながら認められていません。

1 手かざし療法は、世界で何千にもわたっておこなわれてきた。十八世紀の終わりごろ、フランツ・メスメルは、磁気的な性質を持つ微細な生命エネルギーがヒーラーの手と患者のあいだに流れると説いた。メスメルはまた、水に蓄えたその微細エネルギーを、治療を必要とする患者に、転送できることも発見した。

2 1960年代、バーナード・グラッド博士は実験を通じて、手かざし療法のエネルギーが水に貯蔵可能であることを立証した。グラッド博士はさらに意欲的な研究を行い、その微細エネルギーが植物の生長やマウスの創傷治療を促し、動物の甲状腺腫を予防する効果をもたらすことをしめした。グラッド博士が行った創傷治療の実験は、別の研究所でも発見された。

3 ロバート・ミラー博士は、ヒーラーの処理した水と磁気で処理した水の驚くべき類似点を明らかにし、ヒーリング・エネルギーは磁気的な性質を持っているというメスメルの説を裏付けた。ミラー博士はまた、両者においては、水の表面張力や水素結合力を低下させる作用、硫酸銅の結晶化パターンを変化させる作用には差がないことを示した。

4 ジャスタ・スミス博士もまた、1970年代初期に、溶液中の酸素の活性に与える影響が、ヒーラーが処理した水と磁気で処理した水とでは同じであることをしめした。

5 スミス博士は、様々な酵素へのヒーリング・エネルギーの影響の変化を研究し、その変化の方向が常に細胞の健康状態の向上に向かって働くことを発見した。

6 スミス博士は、ヒーラーが変性した酵素を修復できるということも発見した。これは、ヒーリング・エネルギーには負のエントロピーの働きがあること、すなわち系の秩序を高める作用があることを意味している。

7 スミス博士は、ヒーリング実験の中で、鋭敏な磁場検出装置を使ってヒーラーから放出される磁場を測定しようとしたが、何も検出できなかった。しかしジョン・ツィマーマンによる、超高感度SQUID(超伝導量子干渉計)磁場検出装置を使った1980年代前半の研究では、施術中のヒーラーの手から放出される磁場は微弱だが測定可能な程度に増加していることが証明された。このように、手かざし療法のエネルギーは極めて磁気に似た性質を持っており、いくつかの生物システムに与える影響の強さは強力な磁場と変わりがない。ただし、従来の方法でそれを検出することは非常に困難である。

8 ヒーラーが放出するエネルギーの特徴は、負のエントロピーの性質を持っていること、質的にも磁場と同じであるということにある。しかしそれは、従来の電磁気検出装置ではうまくそくていできない。そうした特徴は、正と負の時空間に関するティラー/アインシュタイン・モデルで存在が予言されたいる。「磁電エネルギー」すなわち「負の時空間エネルギー」の特徴と一致するものである。

9 ドロレス・クリーガー博士は、ヒーラーに処理された植物の葉緑体含有量が増加するのと同様、ヒーラーの治療を受けた患者ではヘモグロビン量が増大することをしめした。ヒーリング・エネルギーが人間に与える影響を測定するうえで、ヘモグロビンはその生化学的効果の定量的測定を可能にした最初のパラメータのひとつである。

10 クリーガ博士はさらに、訓練を受ければだれでもヒーリングができるようになることを示した。博士が養成した看護婦ヒーラー達は、生まれながらのヒーラーと同じように患者のヘモグロビン量を増加させることに成功し、ヒーリングが人間に本来備わった潜在能力であり、学習可能でもあることをしょうめいした。

11 ミラー博士は、超能力者オルガ・ウォーラルとアンブローズ・ウォーラル夫妻との共同研究で、ヒーリング・エネルギーが約600マイル(約970キロ)も離れた生物、無生物システムに影響を与えられることを証明した。

12 ヒーリング・エネルギーの種類は、そこで行っている現象のレベルによって異なる。手かざし療法は、正確には「マグネティック・ヒーリングエネルギー」(生体磁気治療)と表現されるべきであろう。その作用は肉体/エーテルレベルの調整にかかわっている傾向があり、治療はヒーラーが患者に手を接近させる形で行われる。それに対して、「スピリチュアル・ヒーリング」は肉体/エーテルレベルで作用するだけではなく、アストラルレベル、メンタルレベル、そしてさらに高次レベルの機能障害をも調整する。スピリチュアル・ヒーリングはさらに、患者が傍にいなくても可能でありヒーラーと患者の間に膨大な距離への隔たりがあっても可能である。